ハマチジギング5/5

先日に続き、今日もハマチのジギングに行ってきました。

前回と同じ場所に着いて、魚探をかけると、何やら写ります。さっそくスパンカーを張り

道具の準備をしてると、、昇君が、さっそく1匹目を釣り上げます。

今日は朝から大漁の予感がしましたが、、、それから釣れません。

今回は、新型Mjigのテストも兼ねていますので、

場所や流す方向を変えながらポツリポツリ釣り拾っていくような感じです。

そうこうすると、周りに遊漁船含めて船が集まって来ましたが、みんな釣れてません。

すこし流す場所を変えてみると特定の場所とパターンで釣れだしました。

終わってみると二人で18匹で前回と同じぐらいは釣れました。

IMGP0304m

18匹のうち旧Mjigの昇君は3匹のみでしたので、新型Mjigのパターンが良かったんじゃないかと思います。

IMGP0305m

テスト中の新型Mjigです。

IMGP0307m

従来のMjigを逆さまにして、胴体部分を細く削りスポイルなく動かせるようにしました。

通常40m以上になるとラインの抵抗でジグは動かなくなりますが、ジグ自体に巻き上げ方向で

横に行く力があるので、水深が40m以上深くなってもラインの抵抗によって動きがスポイル

されることなくジグが動きます。

結果、普通のジグで人が行うジャーク等で作り出す事が出来ないような動きをします。

 

Mjigの実験・考証 スロージギングでのタチウオ

最近タチウオのジギングでは、Mjigのみで釣行しています。

日中は、活性が高く無く、おのずとスローな釣りになります。

いま巷で流行り?のスロージギングでのMjigの動きを考えてみます。

m_jig_0330_01

Mjigの最大の特徴である底部のスプーン状の凹みですが、それは海底部でのリフトにもフォールにも色んな動きをジグに付けるため設計しました。

よく水面直下でジグを動かす映像が在りますが、海底部それも30mを超えるとPEラインの張力で、普通のスロージギングのジグでも、ほとんど動いてないと思います。

動くのは振り上げたときに出来るジグ上のラインの弛み分のみだと思います。
そこで、後方部をスプーン形状にすることで、深場でも即座に向きを変えて確実なヒラ打ちをさせることが出来きます。

Mjigは、後ろを曲げる事でフォール幅を調節出来ますが、動きが大きすぎる場合は、ラインの抵抗が少ない浅場の間はサミングする事で動きを抑制し、まっすぐ落とすことが出来ます。

最近は、100m前後でのタチウオ釣りで使用してましたが、海底付近でもフォール中のヒラ
打ちが感じられ、ジグが横を向く時間を増やすことでフォール中のヒットの確立が大幅にアップします。

逆にジグを振り上げる時は、普通のジグでも動かすことが出来ますが、ジグ上部はラインに引かれ動かないため、多くのジグは後方部が派手に動くように設計されていますが、あまりに派手な動きは魚に見切られ一発勝負になりがちです。
Mjigは、細かく小さく動かし震えるような細かい振動を起こすことで出来るだけ魚に見切られないような設計にしています。

ハイスピードピッチ等で意図的にラインスラッグを出しジグ上部の動きを出すことが出来ますがジグが持ち上がってラインを追い越した幅しかラインのたるみは出来ません、Mjigを上下逆に着けることで、その少ないラインスラッグの間でも確実にジグを横方向に動かすことが出来ます。

Ps. Mjigの意匠登録をしました。

 意匠登録 登録第1466115号